一見、翅のはえた昆虫のようですが・・・これ、楓(青もみじ)の種子です。
カエデの種子は、このような「翼果(よくか)」とよばれる2枚の羽をもつ果実の中にあるのだそうで、この翼果、字のごとく翼を持った、まるでドローンの様・・・秋になり成熟すると、親樹から離脱し、この翼で風に乗って、新天地を求め、飛行するのだそうです。 今はまだ早そうですが、近い日の晴れた青空にたくさんの「飛ぶ種」飛行隊が、ホバリングしながら一斉に飛び立っていく姿、けっこうロマンがありますね!
梯子掛けて、この樹に登って撮影しました ↓
ネイチャーテック研究会のHPです。 ↓
なんと、「カエデドローン』が実在してました。 学研の
これ、庭の“ポポー“の樹です。
北米原産で、この種のバンレイシ科には珍しく温帯性、日本でも育てやすいのだそうです。 昨年、苗木一本を購入、鉢植えで栽培中ですが、結実には数年かかり、また、雌雄同株なのに、1株では受粉しにくく実つきも悪い事から、2本以上の株を育てることがコツなのだそう (ポポーは自己結実もするけど雌しべが先に受粉できる状態になった後、数日たって受粉が出来なくなったあたりで雄しべから花粉が出てくるので、タイミング合わない・・1つの花での受粉は難しいのだとか)・・

でもポポー君、年を越してから新緑の生育がとても旺盛・・で、今朝、目を凝らして葉っぱの付け根を見ると、小さな突起が・・ で調べてみた結果、これ来年に向けての花芽なのだそうで、来年に花を付けるための準備に入ってるのだとか・・・うれしいー!・・・何とか一本でも受粉の方法を工夫(雌の花粉を冷蔵庫で保存しておく


2020年07月04日
参考までに・・
参考までに・・